登録販売者試験は誰でも受験することが可能ですが、合格するためにはどんなことが必要か・大切かを考えたことはありますか?
登録販売者試験は独学で合格することも可能ですが、通信講座を使っても社内研修に参加しても、”合格できない方・挫折する方”も沢山います。
ではなぜそうなってしまうのか、様々な理由がありますが、ここでは私が実際に感じた
合格するために”やらないほうがいいこと”
をまとめてみました!
登録販売者試験に合格するためにやってはいけないこととは?!
私の周りにも、登録販売者試験を受験して何度も落ちしまう方がいます。
「一生懸命勉強しているけど、実際に勉強時間がなかなか取れない」「なかなか覚えられない」など、それぞれの環境や個人の記憶力などの理由がありますが、そのような事情以外で不合格になっている方に”共通点がある”と感じた部分があります。
それはどんなことか、以下でご紹介していきます!
やってはいけない勉強法
登録販売者試験はきちんと学習できていれば比較的合格しやすい資格試験ですが、間違った勉強法を行ってしまうと、しっかり勉強に時間を費やしていても残念な結果となってしまいます。
私が実際に登録販売者試験の勉強を通して気づいた”やってはいけない勉強法”としては、
- ノートにまとめる
- 要点まとめのテキストのみで勉強する
- 勉強をやらない期間を1週間以上あける
です。
この理由を以下で一つずつご紹介していきます。
ノートにまとめる
勉強するうえで、ノートをとることは日常的となっていますが、今回はノート作成はなるべくやらないようにしてください。
なぜなら、
ノートをとっただけで勉強した気になってしまう
からです。
登録販売者試験の勉強内容はボリュームが多く、暗記する箇所が沢山あります。
書くと覚えるという方も多いかと思いますが、とにかく内容が多いので、書いただけで勉強した気になってしまう・実際にはなかなか覚えられていない・時間がかかりすぎてしまうなど、デメリットのほうが大きいです。
その為、なんでもノートにまとめるというのはおすすめしません。
もしノートにまとめる場合は、
過去問でよく間違ってしまうもの
理論的に理解できてないもの
のみにして、上記内容の暗記ノートとして作るくらいがおすすめです。
その他メモをしておきたいものがあった場合は、テキストの余白に直に書き込み、いつでも開けば見れるようにしておくのがベストです。
要点まとめのテキストのみで勉強する
テキストには、要点のみをまとめたテキストがあります。
これで勉強すれば効率がよさそうに思えてしまいますが、それは間違い!
なぜなら、
要点テキストはかなり簡略化されたもの
だからです。
登録販売者試験の問題は「試験問題の作成に関する手引き」から、作成・出題され、テキストもこれを元に作成されていますが、要点のみのテキストは、試験問題に出やすい内容をギュッと簡略的にとまとめたもの。
大切な要点は確かに押さえられますが、それ以外が試験に出ないなんてワケではありませんし、それだけで必ず最低の合格点数が取れるワケでもありません。
しっかり詳細を理解していないと解けない問題もあります。
要点をまとめたテキストは、要点を強化して覚えたいときに利用するサブ的なテキストとして使用してください。

勉強をやらない期間を1週間以上あける
一時的に、「もうやりたくない。。」「当分お休みしたい。」と思ってしまう時ってありますよね。
そういう場合でも、勉強を休む期間は長くても1週間以上はあけないように注意してください。
これは単純なことですが、
せっかく頑張って覚えてきたものを忘れてしまう
ためです。
心理学者のヘルマン・エビングハウスという方によると、人間の記憶は「7日後には7割以上ほど忘れている」そうです。
また、勉強をしても復習しなければそれも同じ。暗記が得意な記憶力がいい人と、暗記が苦手な人とでもこの記憶には大差はないようです。
記憶は、何度も何度も繰り返さなければどんどん薄れていきます。
その為暗記をしても、必ず復習をしなければなかなか記憶として定着しません。
それをやらない期間を長くすればする分、せっかく覚えた内容がどんどん記憶からなくなってしまいます。
これらを踏まえて、一時的なお休みが必要な場合はなるべく1週間以上はあけないように自己責任で行いましょう。
やってはいけない考え方
次に、やってはいけない考え方をご紹介します。
私の周りで何度も試験に落ちている方に多く共通していることですが、
- 受験に関しての考え方
- すぐに諦めてしまう
- 苦手な章ですぐ挫折する
- 合格者からテキスト・過去問題集を借りる
ということがあります。
これらはどういったことか、以下でひとつずつご紹介していきます。
受験に関しての考え方
まずは「根本的な考え方」についてです。
よくあるパターンとしては、まずは
一人では受験したくない
という考え方。
登録販売者になりたいけど、一人では頑張れなそう・仮に落ちても自分一人ではないということで安心感を求めている場合です。
私の周りであるのことでは、「○○さんが受けるなら私も今年は受ける」という、自分が主体ではなく他人が主体になっているパターンです。
この場合、受験する根本的な理由が「登録販売者になりたいから」という自分の意志が第一ではなく、「誰かが受験するなら受ける」という他人主体の理由となってしまいます。
また、その年、自分の周りに誰も受験する人がいないと、「登録販売者になりたいけど今年は受験しない」という考えになります。
試験に合格して登録販売者になりたいのであれば、「誰か受験するか」は全く関係ないですよね。
考え方はその人の行動にも表れてきてしまうので、「本腰を入れて勉強する」ということをやらなくなってしまう要因となってしまいます。
確かに、「落ちるかも」という不安は受験には付きまといますが、このような考え方になってしまうと普段の意識にも大きく影響してくるので、「受かるために受験する!」ということを第一に考えましょう。
すぐ諦めてしまう
これは先に説明した「根本的な考え方」に関連することなのですが、「登録販売者になりたいけど一人では受験したくない」という場合、
○○さんがやめるなら自分もやめる
という考えに簡単に陥ります。
仮に誰か受験する方がいて一緒に勉強を始めたとしても、相手の方が諦め始めると「なら自分も..」と同調してしまいます。
そもそも、「○○さんがやるなら自分も受験する」がきっかけになっているので、自分一人になってしまうと、そこですぐ諦めてしまいます。
根本的な考え方が違っていると、そもそもの目標も見失い、モチベーションを上げることもできなくなってしまうので要注意です。
苦手な章ですぐ挫折する
また、勉強には苦手なものが人それぞれあると思いますが、苦手な箇所にぶち当たるとすぐ諦めてしまう方が多いです。
その場合は、合否よりもまず、
とりあえずこの章を最後までやり抜く
ことを意識して頑張りましょう!
例えそれで不合格だったとしても、また再度受験する場合に同じ個所を乗り越えることが容易になります。
合格者からテキスト・過去問題集を借りる
実際にあったことなのですが、
テキストや過去問題集を合格者から借りる
確かに、「費用も抑えたいし、どんなテキストを買っていいかわからない。」というのも分かりますが、
使用したテキストや過去問題集は、すでにマーカーが引いてあったり書き込まれていたりと使用されています。
そのテキストや過去問題集が、他の方にとっても見やすい・分かりやすいものとは限りませんし、前者の書き込みなどがあれば、後者にとって見にくいものであることがほとんどです。
また、自身で読みこむ・書き込むことで理解や記憶の定着に繋がるのですが、これではその効果がほとんど得られません。
テキストや過去問題集も改定に対応する為、内容が変わっている場合もあるので、勉強に大切なテキストや過去問題集は必ず自身で選んで新しいものを購入するようにしましょう。

試験合格のためにやってはいけないことまとめ
今回は普段とは逆の視点から、登録販売者試験に合格するために大切な”やってはいけないこと”をまとめてみました!
- ノートをとる
- 要点テキストのみでの学習
- 1週間以上のお休み期間を作る
- 「誰かが受けるなら自分も受ける」という考え
- 苦手な章で簡単に挫折する
- 合格者からテキスト・過去問題集を借りる
以上、これらを”やらないだけ”で合格に近づきます。
私の身近にいる登録販売者試験を受験する方で、何度も試験を受けている方に共通して見える点でした。

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