
全国合格率ランキング!
2021年の登録販売者試験も無事終わり、各ブロックの合格率も出そろいました!
合格率の平均は例年に比べどのように変化したのでしょうか。
登録販売者試験は各都道府県・ブロックによって実施され、それぞれ合格率が異なります。登録販売者試験は、
できれば、合格率の高い県で受験したいと思いますよね!
令和5年は、これまで行われなかった
他県での受験が再開されました!!
各県の合格率は例年変わらない傾向にあります!
その点、合格率を知っておかないと意味がないので、こちらでチェックしておきましょう!
登録販売者試験合格率ランキング
こちらは、厚生労働省の過去5年のデータから、各都道府県・ブロックごとに合格率の高い順でまとめました。これから受験される方は是非参考にしてください♪
出典:厚生労働省「これまでの登録販売者試験実施状況等について」を参考に登録販売者.Link作成
合格率1位~3位

北陸・東海ブロック
(富山・石川・岐阜・静岡・愛知・三重)
2020年までの過去5年平均:47.1%
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
富山 | 53.3% | 43.5% | 43.7% | 35.5% | 49.1% | 45.0% |
石川 | 51.9% | 43.1% | 37.1% | 34.6% | 44.0% | 42.1% |
岐阜 | 53.0% | 46.2% | 42.3% | 37.2% | 47.7% | 45.2% |
静岡 | 57.0% | 50.4% | 53.2% | 47.4% | 56.4% | 52.9% |
愛知 | 59.1% | 56.0% | 48.4% | 42.0% | 50.3% | 51.1% |
三重 | 52.2% | 53.1% | 47.5% | 44.2% | 51.4% | 49.7% |
年平均 | 54.4% | 48.7% | 45.4% | 40.1% | 49.8% | 年平均(5年) 47.7% |
2018年から落ち込んでいましたが、2021年は50%台と例年高い合格率をキープしているように見えます。
また、各都道府県ごとに見ても平均約50%台以上と見て取れ、全体的に合格率が高い印象です!
県ごとの平均も年平均も共に
高い合格率のブロック!
今回は2位から堂々の1位となっています!

北海道・東北ブロック
(北海道・青森・岩手・宮城・福島・山形・秋田)
2020年までの過去5年平均:52.9%
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
北海道 | 42.4% | 47.4% | 64.3% | 58.6% | 62.4% | 46.5% |
青森 | 39.4% | 43.1% | 61.0% | 49.8% | 54.2% | 49.5% |
岩手 | 41.3% | 50.1% | 56.9% | 50.6% | 57.4% | 51.2% |
宮城 | 43.4% | 44.2% | 61.9% | 56.6% | 62.1% | 53.6% |
秋田 | 32.7% | 39.1% | 57.0% | 49.0% | 60.5% | 47.7% |
山形 | 38.5% | 44.4% | 60.0% | 52.8% | 58.0% | 50.7% |
福島 | 35.4% | 34.1% | 59.2% | 47.5% | 56.7% | 46.6% |
年平均 | 39.0% | 43.2% | 60.0% | 52.1% | 58.8% | 年平均(5年) 51.0% |
以前まで、他県からの受験者もかなり多いブロックでしたが、2021年は2020年に比べて合格率はぐっと下がりました。しかし年平均の高い水準は保っています。
年平均は堂々の50%以上!!
しかし、県ごとに見ると合格率の低下が大きく、試験問題の出題傾向に変化があったのかもしれません。
例年より合格率が極端に下がってきている為、今回は2位とさせていただきました。

(奈良県)
2020年までの過去5年平均:48.0%
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 年平均(5年) | |
奈良 | 48.9% | 35.5% | 57.5% | 41.6% | 51.7% | 47.0% |
年毎に試験問題の出題傾向が変化しているのでしょうか。
また、2020年は受験者数が減ったなど様々な要因あったかと考えられます。
合格率4位~6位

関西広域連合ブロック
(滋賀・京都・大阪・兵庫・和歌山・徳島)
2020年までの過去2年平均(関西広域連合のみ):49.2%
※関西広域連合となってからの過去平均のデータが少ない為、今回は4位とさせていただきました。
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
滋賀 | 関西広域連合 56.3% | 関西広域連合 39.7% | 関西広域連合 58.8% | 29.3% | 41.6% | -% |
京都 | 38.6% | 51.7% | ||||
大阪 | 48.4% | 49.7% | ||||
兵庫 | 36.2% | 51.3% | ||||
和歌山 | 30.9% | 60.5% | ||||
徳島 | 32.5% | 44.7% | ||||
年平均 | 56.3% | 39.7% | 58.8% | 36.0% | 49.9% | 年平均(3年) 関西広域連合でのカウント 51.6% |
※2019年から大阪と近畿(福井県外れ)が関西広域連合となり、1つのブロックとなりました。
2019年にブロック編成があり、2019年からのデータでは関西広域連合としてのデータとなるため、県平均には含めておりません。
合格率55%以上が多く、ブロックとしての合格率はこちらも非常に高くなっています。
関西広域連合となる以前では、年平均は低いブロックではありましたが、これを見るだけでも合格率が上がってきていることがわかります。

四国ブロック
(香川・愛媛・高知)
2020年までの過去5年平均:37.8%
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
香川 | 63.6% | 50.6% | 31.7% | 38.7% | 45.0% | 45.9% |
愛媛 | 64.6% | 48.2% | 34.0% | 36.0% | 39.5% | 44.5% |
高知 | 52.4% | 39.7% | 25.0% | 34.7% | 33.6% | 37.1% |
年平均 | 60.2% | 46.2% | 30.2% | 36.5% | 39.4% | 年平均(5年) 42.5% |
※2019年から徳島県は関西広域連合へ含まれたため、過去データからは除いています。
合格率30%台が例年多い…!しかし、2021年は一気に合格率が上がりました!
例年を通してみると、2021年は各都道府県ごとにみても大きく合格率が伸びています。
実際に過去問をこなしていた時、四国ブロックは他ブロックに比べて問題の難易度が高かったのを感じていましたが、この合格率はすごく高いです。
しかし例年の差が大きすぎるため、このランクとさせていただきます。

中国ブロック
(鳥取・島根・岡山・広島・山口)
2020年までの過去5年平均:35.8%
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
鳥取 | 60.4% | 38.5% | 29.6% | 28.5% | 27.1% | 36.8% |
島根 | 57.4% | 50.0% | 39.6% | 30.6% | 31.3% | 41.8% |
岡山 | 64.9% | 49.4% | 34.3% | 28.4% | 27.5% | 40.9% |
広島 | 66.7% | 58.1% | 46.6% | 34.4% | 36.9% | 48.5% |
山口 | 68.8% | 54.0% | 37.1% | 30.6% | 27.1% | 43.5% |
年平均 | 63.6% | 50.0% | 37.4% | 30.5% | 30.0% | 年平均(5年) 42.3% |
2019年までは安定しておらす、35%台という厳しい合格率でしたが、2020年から各県飛躍的に合格率が伸びています。
西日本は、合格率が例年低い傾向にありましたが、2021年は全国的に合格率が同等になってきているように見えます。
合格率7位~10位

九州・沖縄ブロック
(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)
2020年までの過去5年平均:42.5%
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
福岡 | 48.6% | 47.5% | 44.2% | 52.7% | 33.5% | 45.3% |
佐賀 | 39.4% | 39.7% | 42.1% | 48.8% | 29.7% | 40.0% |
長崎 | 44.0% | 41.8% | 48.2% | 55.5% | 33.0% | 44.5% |
熊本 | 43.9% | 43.2% | 40.9% | 57.0% | 34.0% | 43.8% |
大分 | 43.4% | 46.8% | 46.2% | 51.1% | 34.8% | 44.5% |
宮崎 | 42.9% | 35.3% | 39.3% | 46.1% | 34.1% | 40.0% |
鹿児島 | 35.1% | 36.5% | 35.4% | 43.9% | 32.1% | 36.6% |
沖縄 | 56.3% | 35.9% | 30.9% | 46.1% | 26.7% | 39.1% |
年平均 | 44.2% | 40.9% | 40.9% | 50.2% | 32.2% | 年平均(5年) 41.7% |
2020年は合格率が昨年に比べて変わらずでしたが、2021年は直近2年から合格率が上がっています。
毎年多少ムラがありますが、こちらは毎年約40%台と認識しましょう!

関東・甲信越ブロック
(茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野)
2020年までの過去5年平均:35.8%
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
茨城 | 47.8% | 44.0% | 35.5% | 37.3% | 33.7% | 39.7% |
栃木 | 42.8% | 43.1% | 32.1% | 35.6% | 30.5% | 36.8% |
群馬 | 50.9% | 46.6% | 34.6% | 36.0% | 32.4% | 40.1% |
新潟 | 46.2% | 37.6% | 35.8% | 41.8% | 33.3% | 38.9% |
山梨 | 44.5% | 32.1% | 38.4% | 37.2% | 32.6% | 40.0% |
長野 | 46.1% | 31.8% | 31.9% | 37.5% | 30.1% | 35.4% |
年平均 | 52.1% | 39.2% | 34.7% | 37.6% | 32.1% | 年平均(5年) 39.1% |
例年30%代であまり変化はなかったブロックですが、2021年は年平均50%台と合格率に大きな変化がありました。
しかし例年と差が大きいため、このランクとさせていただきます。

福井ブロック
(福井)
過去5年:35.1%(2019年までの平均:35.1%)
2020年 /R2 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 年平均 | |
福井 | 48.8% | 34.8% | 40.7% | 19.5% | 37.4% | 36.2% |
※2019年から福井県は以前の近畿ブロックから外れ、単独となりました。

首都圏ブロック
(東京・神奈川・千葉・埼玉)
過去5年平均:34.2%(2019年までの平均:34.2%)
2021年 /R3 | 2020年 /R2 | 2019年 /R1(元) | 2018年 /H30 | 2017年 /H29 | 県平均 | |
埼玉 | 40.8% | 30.1% | 23.4% | 32.1% | 38.4% | 33.0% |
東京 | 43.2% | 34.4% | 24.8% | 36.0% | 40.5% | 35.8% |
千葉 | 41.4% | 33.0% | 26.0% | 35.4% | 42.7% | 35.7% |
神奈川 | 48.8% | 38.7% | 28.2% | 39.4% | 46.7% | 40.4% |
年平均 | 43.5% | 34.1% | 25.6% | 35.7% | 42.1% | 年平均(5年) 36.2% |
受験者数が多いと考えられる首都圏でのこの合格率は、かなり難易度も高いと見れます。
2021年は合格率が戻っており、10%も差が開きました。
他県での受験ができないこともあり、受験者が集中したのかと思います。
以上が、各ブロック毎の都道府県の合格率となります。
2020年から、受験者も苦労を強いられた方が多いと思います。
それによる影響で例年とは異なる合格率となったところもありますが、過去分からの合格率をぜひ参考になさってください。
受験におすすめの県
最新版のランキングをご紹介しましたが、多少の入れ替わりがありました!
しかしブロックの編成などで、長期的に見れるような合格率ではないと思えますので、受験におすすめの県は昨年とほぼ変わらず..
- 北陸・東海ブロック
- 北海道・東北ブロック
- 奈良ブロック
がおすすめです!

滑り止めとして受験する方や、一発で合格する可能性を上げるために受験するなど、毎年沢山の方々が受験していた北海道・東北ブロック。
東北ブロックの福島県では、2019年、これまで1か所だった試験会場が2か所となるなど、毎年関東ブロック・首都圏ブロックの受験者など沢山の方が集中していました。
令和5年からは他県での受験も再び可能となりましたので、この合格率を参考にしながら、沢山のブロックの過去問題にチャレンジしてください!
合格率を比較して分かること
比較してみると、同じ資格試験でも合格率は30%~60%と、かなりの開きがあるのがわかります。
- 登録販売者試験は各県都道府県ブロックにより試験問題の内容が異なる
- 受験資格の撤廃により受験者の増加も影響
ということが理由だと考えられます。
受験資格がなくなり、未経験の受験者も増加しているため、合否に影響してることが考えられます。
また、全国の過去問題を実際にやってみて、問題自体の難易度の違いが結構あると私も実感しました。
とは言え、試験問題は内容が違えど、難易度は全国同じになるよう作成されているのですが、出題傾向が異なるものが多いように感じます。
個人的には、「全国同じ問題にしてよ。(-“-)」と思ってしまいます..。
登録販売者試験|受かりやすい県・合格率ランキングまとめ
今回は過去5年分の合格率データより、受かりやすい県をランキング形式でご紹介しました!
2位 北海道・東北ブロック
3位 奈良ブロック
4位 関西広域連合
5位 四国ブロック
6位 中国ブロック
7位 九州・沖縄ブロック
8位 関東・甲信越ブロック
9位 福井ブロック
10位 首都圏ブロック
せっかく頑張って勉強したのに、あと少し..!のところで不合格になりたくないですよね!
もし可能な方は、以上のような合格率の高い県での受験をするほうが合格圏内に入りやすいので、合格するための戦略として考えるといいと思います!
試験は合格する為に受験するので、必要な情報はどんどん集めましょう!


おすすめ度 | |
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