どんな資格の受験をするにも、難易度や合格ラインの点数はまず気になりますよね!
登録販売者の試験にも試験の合格ラインが定められていますが、あなたはしっかり確認できていますか?
「最低何点取れれば合格なの?」「確認したけどよく意味が分からない!」と思っている方も多いと思います。
しっかり合格ラインを把握できていないと、
- 合格圏内にいるのか
- 学習が足りているのか
- 実際に合格したのかしていないのか
が判断が出来ないため危険です!
また、どのくらいの学習をすればよいか明確な目標が見えてこないどころか、「合格したつもりが不合格だった..」なんてことにもなりかねません。
そんな最悪な事態を避けるために!闇雲に勉強して無駄にならないように!きちんと理解して対策を練っていきましょう!!
登録販売者試験の合格基準と合格点
では、登録販売者の試験ではどのような合格基準・合格点が定められているのでしょうか。
以下でご紹介していきます!
合格基準・合格点は2つある!
普通のテストでは、”総合点中最低〇点取ればいい”という1つの条件でのイメージがありますが、登録販売者試験に合格するためには、以下の2つの条件が必要です。
- 総出題数(120問)に対して、正解率が7割以上
- 各試験項目ごとの出題数に対する正解率が3.5または4割以上(地域によって異なる)
つまり、
2つの条件を満たして初めて合格!
となります!
では、詳しく確認していきましょう!
【合格基準❶】総出題数に対して正解率7割以上
登録販売者試験は、全部で120問出題されます。
採点は1問1点、120点が満点です。
つまり、120点に対して7割以上の点数を取ればいいので、
総合点数120点中84点以上
※120問×70%=84
を取得することが、1つ目の合格基準となります。
【合格基準❷】各試験項目ごとの出題数に対する正解率3.5または4割以上
まずこちらで確認しておきたいのは、試験の構成です。
登録販売者試験は、下記の5つの項目で構成されています。
- 第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
- 第2章:人体の働きと医薬品(20問)
- 第3章:主な医薬品とその作用(40問)
- 第4章:薬事関係法規・制度(20問)
- 第5章:医薬品の適正使用・安全対策(20問)
このように各章ごとに試験問題の出題数が決められていますが、
この各章の出題数に対し、
それぞれ3.5または4割以上の点数
(4割の例:該当項目出題数が20問なら8問以上)
正解していることが必要となります。
つまり、各章最低でも
第1章 | 第2章 | 第3章 | 第4章 | 第5章 |
20問中 8問正解する | 20問中 8問正解する | 40問中 16問正解する | 20問中 8問正解する | 20問中 8問正解する |
※20問×40%=8
※40問×40%=16
第1章 | 第2章 | 第3章 | 第4章 | 第5章 |
20問中 7問正解する | 20問中 7問正解する | 40問中 14問正解する | 20問中 7問正解する | 20問中 7問正解する |
※20問×35%=7
※40問×35%=14
の問題に正解すること、これが2つ目の合格基準です。
これは「足切り」と言われ、この足切りは各県ごとに定められているので、自身が受験する県の足切りをしっかり把握しておくようにしてください。
合格にはこの”2つの条件を満たす”ことが必要です!
2つの条件で見た合格・不合格の例
これら2つの条件を突合して、以下で合格の例と不合格の例を挙げます。
※各章4割の場合
1章 | 2章 | 3章 | 4章 | 5章 | 合計 |
19点 | 18点 | 34点 | 18点 | 18点 | 107点 |
こちらの場合は、合計で7割以上の点数をとれており、かつ各章4割以上の点数となっています。
この場合は、2つの合格基準を満たしているので合格となります。
1章 | 2章 | 3章 | 4章 | 5章 | 合計 |
19点 | 18点 | 15点 | 18点 | 18点 | 88点 |
上記では、合計で7割以上の点数をとれていますが、章ごとに見ていくと、第3章が4割以下の点数となっています。
この場合は、合格基準を1つ満たせていないので不合格となります。
以上の条件が最低の合格ラインです。
しっかり対策を練って挑めば合格できる試験ですので、合格ラインをしっかり理解して、勉強に取り組む際の目安しましょう。
合格ラインを意識しながら、
期間内にバランスよく
\学習することが大切!/
自身の受験する県の合格ラインをしっかり確認して、必要な点数を割り出しておきましょう!

合格基準と併せて大事な”合格率=難易度”
また、合格基準の他にとても大事なことは、自分の受験する県の合格率を把握することです。
合格率を把握することで、どの程度学習が必要か、どのくらい確実な実力が身についたのかなどのおおよその目安にできます。

地域ごとの受験人数の割合にもよるため一概には言えませんが、例年、各都道府県(ブロック)によって、合格率が”高いブロック”と”低いブロック”とがあります。
しかし、毎年この合格率はあまり変わらない傾向にあります。
これは難易度と比例するため、合格率が高い県は問題が比較的易しめ・低い地域は比較的難しい問題になっているような傾向にあります。
ちなみに第1回の登録販売者試験は、合格率が80%以上のところもあり、かなり簡単だったようです..。
私の職場の方で第1回の試験で合格した方がいるのですが、「1週間勉強しただけ」と言ってました。(盛ってるのかな?)
今の試験受けたらもう分からないと言ってます。
自身が受験する県の合格率はどのくらいなのか、こちらも参考にしながら、2つの合格基準をきちんと理解し、しっかり勉強に反映できるようにしていきましょう!
登録販売者試験はそもそも難しいの?
上記で紹介した様に、登録販売者試験は全国にて合格率のバラつきはありますが、
全国平均で40%~50%と2人に1人は合格するといってもいい試験なので、比較的合格率が高い資格試験です。
しかし、登録販売者は医薬品の専門知識の資格なので、しっかり勉強しなければ合格はできません。が、逆を言えば”きちんと勉強すれば合格できる資格”です。
ただ、見慣れないカタカナの成分を沢山覚えることなどが必要なので、成分と副作用を覚えるのが難しいという印象です。
成分や副作用以外は比較的勉強しやすい資格なので、登録販売者の勉強は”3章を乗り越えなければ意味がない”ことは肝に銘じておきましょう。

登録販売者の合格基準と合格点のまとめ
今回は、登録販売者試験の難易度と合格基準・合格点についてご紹介しました!
- 全国的に登録販売者試験の合格率は比較的高いが、各県(ブロック)によって異なる
- 合格ラインは2つあり、全体的にバランスよく勉強する必要がある
- 難易度を目安に勉強すれば合格できる試験である
合格ラインをしっかり把握して勉強に取り組むことは、学習の進捗を確認する際にも重要になるので、きちんと自身の受験するブロックの合格ラインを知っておく必要があります。
過去問での点数と合格基準の点数を照らし合わせながら、合格圏内に入れるように学習を進める事で合格に近づいていきますので、きちんと把握しておきましょう!

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