登録販売者の資格取得を考える方では、調剤薬局事務の資格取得を考える方も多いですが、調剤薬局事務の資格はいくつか種類があるのはご存知でしたか?
調剤薬局事務の資格は、登録販売者のような国家資格とは異なり、各民間団体・学校・企業などが独自の認定基準で行っている「民間資格」となります。
その為、それぞれの団体により資格の名称や取得方法に違いがあります。
と言うと「どんな種類があるのかわからない!」「じゃどれを取るのがいちばんいいの?」と疑問になりますよね。
今回はそんな調剤薬局事務の資格について、
どれを取得するのがおすすめなのか
を解説していきたいと思います!
調剤薬局事務の資格概要・受験資格
先にお話しした通り、調剤薬局事務の資格は全て民間資格の為、それぞれ実施している団体が異なります。
民間団体や教育機関などが独自の審査基準により認定し付与する資格
その為、主催団体ごとに資格名称が異なり、対応している講座も違います。
調剤薬局事務の資格の受験資格は、各資格によって異なり、受験資格がないものや認定講座を受講(通信または通学)することが条件として挙げられているものもあります。
ちょっとややこしい感じがしますが、早速下記にて資格の種類や受験資格・対応講座についての詳細を確認していきましょう!
調剤薬局事務の資格の種類
現在調剤事務の資格は複数あり、主催団体により資格の名称が異なります。
しかし、資格内容に関してはほぼ調剤事務として必要な知識全般となり、どの資格を取得しても調剤薬局事務に必要な知識があることを証明できるものであり、学習内容にも大差はあまりありません。
調剤事務管理士技能認定試
調剤報酬請求事務専門
調剤薬局事務検定試
調剤報酬請求事務技能認
医療保険調剤報酬事務士
では、そんな調剤薬局事務の資格の中から、対応講座を含めて代表的なものを有力と言われている順にご紹介します!
調剤薬局事務の資格で取るべき資格はこれ!
それでは対応講座と一緒に、取得におすすめの順でご紹介していきます!
受験したい資格・気になる資格があれば、各講座に申し込みをする前に!
必ず資料請求をして、カリキュラム内容や費用・資格での学習内容をしっかり確認しておきましょう!
はおすすめ度です!
受験資格 | 対応講座受講終了後、テストに合格 |
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合格の条件 | 毎月第4土曜日に実施される試験に合格する |
試験会場 | 全国主要都市会場 |
合格率 | 業界水準最高の90%(日本医療事務協会) |
対応講座 | 日本医療事務協会の調剤薬局事務講座 (通信講座の受講で在宅受験可) |
履歴書に記載する資格としても有力です!
学科・実技と試験があり各技能レベルを証明することが出来ます。
調剤報酬請求事務技能認定は、難易度も高く認知度も高いといわれています。
詳しい詳細と
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受験資格 | なし(誰でも受験可能) |
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合格の条件 | 検定試験に合格する(奇数月に開催) |
試験会場 | 全国主要都市会場 |
合格率 | 60%前後 |
対応講座 | ユーキャンの調剤薬局事務講座 (通信講座の受講で在宅受験可) |
詳しい詳細と
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受験資格 | 対応講座受講終了後、講座受講開始から1年以内に受験する者 |
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合格の条件 | 修了検定試験に合格(カリキュラム終了後随時・1年以内なら何度でも受験可能) |
試験場所 | 在宅 |
合格率 | ― |
対応講座 | キャリアカレッジの調剤薬局事務講座 |
詳しい詳細と
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受験資格 | 対応講座を受講し、講座内の3回のテストに合格する |
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合格の条件 | 修了検定試験に合格(毎月実施) |
試験会場 | 在宅 |
合格率 | 60%前後 |
対応講座 | ヒューマンアカデミー通信講座 |
詳しい詳細と
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いくつか並べてみましたが、認知度が高く難易度が高いものから順にご紹介しました。
各資格ごとに対応している講座が異なり、試験概要も違っています。
資格内容自体は大差はありませんが、名称の認知度に多少違いがあります。
しかしどれも専門知識を学べる資格なので、知識の証明をするもの・現場で活かせる知識となる資格です!
各講座には、通信コース・通学コースがあるので、自分の希望のものから選びましょう。
調剤薬局事務の資格の特徴
上記のように、受験資格や対応講座の違いに加え、更に調剤薬局事務の資格の特徴として挙げられる点は、
- 会場試験ではテキストの持ち込みが可能・在宅でも受験可能な資格が多い
(テキストを見ながら解答できるので暗記の必要なし) - 試験の実施日も年に1度ではなく、毎月や隔週・年2回など実施されている回数が多い
- 短期間の学習で合格できる
- 年間の受験回数が多ため、自身のタイミングでの資格学習・受験が出来る
という点です!
この為、子育て中の方や仕事に従事してから・転職に向けて受験するといった方にも取り組みやすい資格と言えます。
民間資格の為、難易度も比較的に高い資格ではないので、興味のある方は是非資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
登録販売者の資格と併せて持っていると、調剤薬局事務員としてかなりスキルアップできますし、就職にも有利になります♪
調剤薬局事務の資格まとめ
今回は、登録販売者と同様に人気の調剤薬局事務の資格についてご紹介しました!
調剤薬局事務も、女性や仕事復帰を考えている方にとても人気の職業で、私個人としてもおすすめします♪
しかし、調剤薬局事務も専門知識が必要になる職業です。
未経験の方やブランクのある方などは就職に有利になる為、資格取得を考えることもお勧めします!